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報道されない「2025年問題」

東京五輪が終わったあと、日本の姿は、今とは大きく変わっている。
現在と同水準の人口を維持できるのは、
東京・神奈川・千葉・埼玉の首都圏と、愛知・沖縄・滋賀のみ。
青森・岩手・秋田・山形・福島の東北各県や、
中四国の大半の県は、軒並み1割人口を減らす。

働き方も、大変化に見舞われる。
厚生労働省のデータによれば、'00~'10年の10年間で、
事務職や工業系技術者は14%、農家や漁師は30%、
また土木作業者や建設技術者は40%も減っている。
一方、介護関係職員は倍以上に増加し、葬儀関係者も1・5倍に増えた。
この傾向は、2025年までにますます加速する。

若者が減り、老人が増える。
何かを作る仕事に携わる人が減り、介護や葬儀に携わる人が激増する。
もはや、国全体が老境に入ってしまったような状態だ。しかも—。


●10人に1人はボケている

全国民の10人に1人がボケている。
特別養護老人ホームには順番待ちの長い列ができ、
認知症の特効薬ができる気配もない。
社会保障の破綻、際限のない増税といった山積みの問題が、
10年足らずで一気に表面化する。


●病院がどんどん潰れる

経団連の榊原定征会長は、ついに
「移民に頼らざるを得ない。ドアを開けに行かないといけない」と明言。
移民や大量の外国人労働者を受け入れた2025年の日本が、
どんな国になるかについては後篇で詳述するが、
ひとつ言えるのは、その「劇薬」をもってしても、事態は好転しないということだ。

2025年、まず医療がパンクする。
厚生労働省の推計によれば、2025年の医療保険給付は総額54兆円と、
現在より12兆円以上増える見通しだ。
衰えゆく日本の国力で、とうてい賄える額ではない。

「破綻シナリオ」を回避するために、国は医者と病院を減らしにかかっている。
患者は確実に増えるにもかかわらず、である。
'13年には、埼玉県で25ヵ所の病院を36回たらいまわしにされて、
患者が亡くなる事件もありました。
地域の病院が減ってゆくと、こうした事件が全国で多発するでしょう。

誰にも介護してもらえず自宅で放置され、亡くなる人が急増する。
「これからの日本は、高齢者が激増します。
首都圏では、高齢者人口はおよそ1000万人にも達するでしょう。
あと数年で、首都圏の介護施設は足りなくなります。
『介護クライシス』と懸念されている事態です」


●年金なんて出るわけない

2025年にも、年金制度そのものは残っているだろう。
だが、その内実が「破綻同然」の水準にまで崩壊しきっていることは間違いない。
現実的に計算すると、遅くとも2030年代前半には年金積立金は枯渇します。
「かくなるうえは、消費税増税しかない」というのが財務省の理屈だが
消費税を1%上げても2兆円しか税収は増えない。

介護の人手は足りず、病院に行ってもすぐに追い返される。
認知症の高齢者が、わずかな年金を握りしめて、
閑散とした街中を歩き回る—後篇では、そんな「絶望の国」と化した、
未来の日本で起きる悲劇を見てゆこう。


●中国人に乗っ取られる

これから、元気に働ける日本人の人口は、右肩下がりに減ってゆく。
それならば、過酷な単純労働にも文句を言わず、
人件費も安い外国人労働者を雇えばいい—。
経営者の間にはそんな風潮が広がり、すでにコンビニや飲食店の店員など、
サービス業の現場はアジア系の外国人労働者が席巻している。
介護の現場も、間もなくそうなる。

'05年から'15年の10年間で、外国人労働者の総数は
34万人から90万人に激増した。うち最も多いのは中国人で、32万2500人あまり。
以下ベトナム人が11万人、フィリピン人が10万6500人、ブラジル人が9万6600人と続く。
このペースが続けば、2025年には140万人を突破する計算だ。

今、彼らの多くが住んでいるのは、
高齢化が進んで年々空洞化している郊外の団地である。
日本人の夢が詰まったニュータウンは、今や「オールドタウン」と化した。
2025年までには、入れ替わるようにして、多国籍の外国人労働者が流れ込んでゆく。


●窃盗・大麻・地下銀行

首都圏の周辺には、すでに「外国人労働者の街」と化しているエリアもある。
実はベトナム人の犯罪件数が前年同期比で36%も急増している。
民家を改造して大麻を栽培する。
本国への違法送金を格安で請け負う「地下銀行」を運営する

半ば打ち捨てられた郊外のマンションや団地へ、中国の貧困層のみならず、
東南アジアでも賃金が安いベトナムやカンボジア、バングラデシュなどからの
外国人労働者が住むようになる—彼らに日本語は通じない。

中国でも、北京など都市部の建物には、窃盗防止のため
必ず金属の防犯ドアが付いていますが、日本にはそうした設備がないところも多い。
外国人犯罪集団からすれば、日本は犯罪天国に見えるでしょう」(前出・矢板氏)

移民という「最後の手段」に手をかけた日本。
2025年の治安は、年間に東京の2・5倍の殺人事件が起き、
34倍の強盗事件が起きるニューヨーク以下に悪化していてもおかしくない。


■「2025年問題」をご存知ですか?
「週刊現代」2016年3月26日・4月2日合併号より抜粋編集
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48254


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プロフィール

Nada

Author:Nada
オカルト・陰謀論・不思議などに興味があります。主にD.アイク氏、無明庵EO氏などに影響を受けてます。
個人ブログhttp://blog.livedoor.jp/siest/

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