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人間の最大の敵

ドン・ファン・マトゥスは、弟子のカスタネダに
人間には捕食者がいるという冷酷な事実を告げた。
カスタネダは、自分が宇宙のブロイラー鶏でしかなかったという
驚愕情報に怒りでぶるぶる震えたのは当然である。

しかし我々は、ここでどこかで見たような
デジャヴ的場面に出くわしているのに気づく。
ロバート・モンローが、幽体離脱中に出会った
エイリアンのBBに告げられた、
人間は「ルーシュ」を製造する為の作物に過ぎないという話。
またはグルジェフが弟子のウスペンスキーに告げた、
人間は月の食糧であるという説。

しかし我々は身体の五つの層のどれかが、
たとえどこかの誰かに搾り取られ捕食されようとも、
アートマン(真我)にとっては問題ないという
アドヴァイタ的観点から眺めることを学んでいる。

またこのような高次元の隠れた支配者や捕食者がいようとも、
我々にとっては日常的な卑近のバクテリアや病原菌も
すべて捕食者なのであるから、
そんなものたいしたことないと断言できるわけである。
我々は生命の循環の中にいる。
食べる者はいつか食べられる者となるのは応報であるので、
自分達人類だけは食べられるはずがない、
我々は食物連鎖の頂点にいるのだと思う
おめでたい幻想を抱くほど我々は間抜けではない。

つらつら慮ってみるに鶏や牛や豚にとって我々は、
悪魔よりもひどい捕食者なわけである。
またどんなに多くの捕食者が我々にいようとも、
総じて我々にとってエネルギーを搾取する最悪の捕食者は、
長きにわたってその歴史が語るように、同族の人間たちなのである。

それは今でもそうであり、そういう意味では、
我々はナラ(人間)・マトリックスという恐るべき幻想の罠を
超えることがまずは先決問題なのであろう。


◆『パーシュパタスートラム(獣主派経典)』を読む 第2章 第23節
https://ameblo.jp/zaiva0925/entry-12259222725.html より抜粋編集


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プロフィール

Nada

Author:Nada
オカルト・陰謀論・不思議などに興味があります。主にD.アイク氏、無明庵EO氏などに影響を受けてます。
個人ブログhttp://blog.livedoor.jp/siest/

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